2012年5月3日木曜日

今日は憲法記念日

おはようございます

//一言自己紹介//
好きなガンプラはガンキャノンとグフです
税理士の大野賢二です

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今日5月3日は憲法記念日ですね

祝日法では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」という趣旨のもと、1947年5月3日に日本国憲法が施行された事を記念して制定されているようです。


国の成長を期する

と一言で言うにはあまりにも深すぎる一文です

国とは何か?
と、そもそも論がはじまりそうです

普段、憲法のことを意識していないので
今日くらいは、振り返ってみようかなと

ふと思いついて本棚から引っ張りだしてみました

憲法に関する入門書などは沢山あります
自分が読んだ本は以下の二つ


憲法への招待 (岩波新書)



憲法のことが面白いほどわかる本―身近な毎日の生活や事件にこんなに関係があったのか

いずれも古本屋で立ち読みレベルでの購入

法学者でもなんでもないですし
法学部出身でもないので学問的追究は皆無です

しかしながら
税法を勉強するのにあたって避けて通れない日本国憲法

第30条の納税の義務と第84条の租税法律主義


憲法そのものは学校で習ったはずなのに全然記憶にない存在じゃないですか?

憲法って国民が守るもの?

みたいな勘違いもしていたりして、改めて勉強になりました

基本的人権の尊重
平和主義
国民主権
の三大原則

敗戦後の占領下での制定だから問題があるとか違憲論もあるでしょうけど

上記二冊は非常に読みやすいと思いました

テストで得点取るために暗記した知識はとうに忘れ
興味で得ようとする知識は自分の血肉になります


憲法への招待での“はじめに”の部分をご紹介

 私たちは普段、憲法を特に意識することなく暮らしています。「憲法は重要である」とか「憲法を護らねばならない」ということをたびたび耳にしますが、実際のところ、憲法なるものがこの世に存在していることすら忘れていても、何不自由なく暮らしていけます。
 憲法にとって、それから私たちの社会にとって、こうしたことは実は「健全な」ことだと言えます。憲法のことが気になって、夜も眠れない、食事も喉を通らない、といった日々を送らざるをえないとしたら、それはどう考えても、良い社会であるとは言えません。憲法を意識しなくてもいいというのは、憲法がうまく機能していることのあかしであるのです。
 よく、「憲法とは空気のようなものである」などと言われます。空気は、生物が生きていくうえで欠くことのできない重要なものですが、空気を吸ったり吐いたりすることが私たちの意識にのぼることは、あまりありません。しかし、空気が汚されたり、酸素濃度が低下したりすると、たちまちその存在を意識せざるをえなくなる。空気に対する無意識の状態が、私たちと空気との最も良い関係を表しているとも言えるでしょう。
 憲法も同じです。私たちの日々の生活そのものが、憲法を土台に営まれていますが、そのことにいちいち気を払ったりはしません。けれども、いったん社会が日常の営みからはずれ、危機的状況に至ったときには、憲法を強く意識しなければならなくなる。というのも、憲法は、私たち一人ひとりの生命や自由が脅かされることがないようにするために、存在しているからです。憲法がはっきりと姿を現してくるのは、個人の生命や自由が危機に陥ったときなのです。



憲法に何が書いてあるのか、気になりませんか?

おそらく条文を暗記してる人は少ないでしょうね
条文を読んでその趣旨を解釈している人も多くないでしょう

法に関する学者の中でも憲法学者が一番権威があるとかないとかですから
一般的にそれほど身近では無い存在なのではないでしょうか?

いずれにしても、日本国憲法は重要な存在なんだなぁと感じることは出来ますね

法と法律の違いというのも理解できる気がします


まあ究極的には
思想に結びつくのでしょう

右とか左とかあるようですけど
自分はそういう立ち位置のことはよく分かりません

戦後の思想教育撤廃による影響なのかどうか
親から受け継いだ道徳観と多少の書物からの道徳・倫理観が今の自分の思想を作っているのでしょうから


結局のところ

憲法記念日に何を思うかは

自分という個人の存在を中心に置いたとき

政治、外交、国際情勢、経済状況などの世の中の動き
マスコミ報道や経済原理・心理のカラクリ
仕事、家族、趣味、ナショナリズムやアイデンティティ

こういったものが色々関連し影響し合って
その土台に日本国憲法があるのかと思うと

その憲法のことを考えるのも悪くないな、と

落ち着いて本でも読んでみようかと
雨が降る5月3日を迎えたのも感謝に変わったのでした


晴れだったらどっかに出かけちゃったでしょうからね


憲法に肯定的な本ばかり読むと偏ってしまいますから、批判的な本も読んでみるのも面白いです

以下の本は現行の憲法に批判的な本

まだ途中なところも多いのでこの辺を読んでみようかと思いました


日本国憲法とは何か (PHP新書)



日本国憲法の問題点

護憲派、改憲派それぞれの思想をもっての活動でしょうし

どれが良くてどれが悪いかの判断はそうそう出来るもんじゃ無いと思います

結局は自分自身が何を信じて何を疑うか

そしてその信じる根拠をどうやって見つけ、見えるようにするかの物事の視点や着眼点というものを意識して、自分の考えというものを持っていきたいところです



最後に

日本国憲法の章の構成をご紹介
(カッコ書きは条文)

第一章 天皇(1〜8)
第二章 戦争の放棄(9)
第三章 国民の権利及び義務(10〜40)
第四章 国会(41〜64)
第五章 内閣(65〜75)
第六章 司法(76〜82)
第七章 財政(83〜91)
第八章 地方自治(92〜95)
第九章 改正(96)
第十章 最高規範(97〜99)
第十一章 補則(100〜103)


こんなネタ書くとさも真面目そうなイメージを持たれてしまいそうですが

基本、ちゃらんぽらんです


一言自己紹介ネタで書いたからか
何気にガンプラを作ってみたくなってきた

PG、パーフェクトグレードはものすごいとか…

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

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