2013年1月17日木曜日

人間の視野

おはようございます

//一言自己紹介//
ニット帽が欠かせない時期です
税理士の大野賢二です

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昭和47年(1972年)に発行された本
成長の限界 -ローマ・クラブ「人類の危機」レポート-



数年前に環境問題に興味を持ち始めて
それから知った本なのですが

この本の序文にでてくる「人間の視野」というところが
自分にとって衝撃的な感動を覚えたのです

アタマが悪いだけに
ただ単純なのでしょうけど

ちょっと文章量ありますが
転載したいと思います

読んでどんな感想を持つか
何を感じるか共有したいものです


人間の視野

 世界中のすべての人は、それぞれ注意と行動を必要とする一連の関心事と問題をかかえている。
こうした問題は多くの異なったレベルにおいて彼に影響を与えるであろう。
彼は明日の食料を彼自身と家族のために見つけようとして多くの時間を費やしているかもしれない。
彼は個人的な権力や彼が住んでいる国の権力に関心をもっているかもしれない。
彼は彼の生涯の間の世界的規模の戦争、あるいは近隣の対立氏族との間に来週起こる戦争に心をわずらわせているかもしれない。
 こうした人間の関心の非常に異なったレベルは、図1のようなグラフでしめしうるであろう。
このグラフは空間と時間の二つの次元をもっている
あらゆる人間の関心は、どれくらいの地理的な広がりをもっているか、またどれくらいの時間的な広がりをもっているかに従って、グラフ上のある点に位置づけることができる。
ほとんどの人々の関心はグラフ左下方に集中している
そうした人々にとって生活は苦しく、自分とその家族に日々の食料を確保するためにほとんどすべての努力を傾けなければならない。
他の人々は時間軸または空間軸上遠く離れた問題を考えたり処理したりする。
彼らがもつ関心は、彼ら自身のみならず、彼らが属する共同体に及んでいる。
彼らがとる行動は、日単位のみならず、週ないし年単位にまで将来にわたっている。


 個人の時間的ならびに空間的な視野は、文化、過去の経験、また各レベルで彼が直面する問題の緊急性に依存している。
ほとんどの人は、まず小範囲で の問題、そのあとでより広い範囲での問題というふうに、順次問題を解決しなければならない。
一般に、問題の空間的な広がりが大きいほど、また時間的な広が りが長いほど、その問題の解決にほんとうに関心をもつ人の人数は少なくなる。
 あまりに狭い範囲に視野を限ることは失望を招くこともある し、危険を招くこともある。
目先の部分的な問題の解決に全力をあげて努力してみたが、より大きな関連で起こっていることがらによって努力が水泡に帰する、 といった例は多い。
農夫が注意深く手入れした畑は、国際戦争によって台なしにされることがある。
地方の役人の計画は、国家政策によってくつがえされること がある。
一国の経済発展は、その国の生産物に対する世界の需要の不足のためにはばまれることがある。
実際、ほとんどの個人的ならびに国家的な目的が、長期 的、世界的な傾向によって結局は阻害されるかもしれないという懸念が、今日強まりつつあるのである。


だれもが世界的な視点、長期的な視点を持つべきだ
と言いたいわけではなく

自分の視点が、どの程度の空間軸と時間軸なのかなぁと
ふりかえるシンプルな構造として
とっても気に入ってしまったのでした

結構
目先のことばっかり追っていることが多かったり
損得や好き嫌いなど
その根幹は自分の感情だったりと気づくこともあるわけです

本能というより、

ひょっとして脳にだまされてる?

とも思えなくも無いな、と

客観的になるとはちょっと違う
主体性をもって、自分の内側に問いかけると言いましょうか


仕事や家庭、人とのコミュニケーションも含めて

些細なことで傷つけてしまったり
嫌な思いをさせたり、したり、と

行動の失敗を経験しながら

日々、反省と感謝の繰り返しなのです



まあ
難しく考えず
気楽にいきましょう

と前向きに生きたいものです


結局は
日々の積み重ねあるのみです


ちなみにこの紹介した本

成長の限界―ローマ・クラブ「人類の危機」レポート
だいぶ前に買って、未だ全文読みきれていないのですが
40年前に書かれたとは思えず
今読んでも、今の事言ってるんじゃないかと思うくらいです

石油の埋蔵量の仮定計算などはもちろんずれてきてますけどね

概論というか検討の方向性は
今でも通用するんじゃないかと

簡単にまとめるなら
経済成長のままで行くと破綻しちゃうんじゃないの?
成長には限界があるぞー
という感じですかね

一読して思いにふけるのも
また違った時間の費やし方かもしれないですね

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【今日の予定】
一日:H社訪問、月次監査
夜:社長塾

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

2013年1月16日水曜日

フジマキジャパンの藤巻さんの記事

おはようございます

//一言自己紹介//
セブンのもちもちスイートボールがウマいです
税理士の大野賢二です

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昨日のブログでちょっとだけ紹介した講師陣のうち

フジマキジャパンの藤巻さんの記事がタイムリーに出てきたし
それを偶然見かけることが出来たので
これは何かの前兆か?と思い
リンク張っておきます

安倍財政で日本は年内にも破綻、「ガラガラポン」早まる-藤巻氏

ぜひ
記事の内容を読んで欲しいなと

災害が起きる起きないの確率論や
信じる信じないの信心論でもなく
リスクに対してどう対応していくか

自分の主体性を考え直す機会かもしれない

発言している人は今に始まったことじゃなくて
ずっと警鐘し続けているわけですけどね

自分の場合は
情報を受け取るとき
自分の尺度でしか測れなくて
自分に都合の良い情報しか見ていない

ようは見たいものを見たいように見ているだけ

そういう自分自身の変革のチャンスとでも言いましょうか

自分にとっては今この時期にこういう情報にひっかかるという事実を
なにかの前兆と捉えていきたいなと


ちなみにハイパーインフレといっても
なかなかピンとこないですよね

参考になるページをみつけました

ドイツのハイパーインフレについて

驚くのは1923年の物価上昇
1月のパンの価格が250マルク
同年12月にはなんと
399,000,000マルク

何倍ですかコレ?

暗算が苦手なので電卓で計算しますが

1,596,000倍ですよ

逆に言うとお金の価値がわずか一年で
1,596,000分の一


日本円が暴落したらと思うと・・・

資産が無い人は失うものはなく
借金している人はある意味有利になる

打撃を受けるのは円建ての資産のみ持っている層
特に預貯金、国債なんて最悪のシナリオでしょうね


繰り返しますが
災害が起きる起きないの確率論や
信じる信じないの信心論でもなく
リスクに対してどう対応していくか

自分の主体性を考え直す機会とします

なんだかんだいっても結局
国は助けてくれない


さて
そこで自分の行動目標がひとつ追加されました

自分はたいして資産がある方じゃありませんが
とりあえず

「今年、米株投資始めます」


リンゴの株でも買おうかと目論んでます(笑)

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【今日の予定】
一日:K社税務調査立会
夜:帰宅

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

2013年1月15日火曜日

2013年楽天証券新春講演会に行ってきました

おはようございます

//一言自己紹介//
若者言葉が良く分かりません
税理士の大野賢二です

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先日の13日(日)
パシフィコ横浜で行われた
楽天証券の新春講演会に行ってきました

毎年この時期に行われていて
口座持っていると申し込めて
今のところ100%の確立で当選している無料の勉強会です

2,000人以上の人が来て
その時々の有識者の話が聞けます

2010年から4年連続で参加してます
世界経済も含め、日本の現在とこれからを考える良い機会となってます

今年の主な内容は

竹中平蔵氏(慶応義塾大学グローバルセキリティ研究所 所長兼教授)
「日本経済復興のシナリオ」

今井澂氏(国際エコノミスト/財団法人年金シニアプラン総合研究機構 理事)
「シェールガス革命で復活するアメリカと日本」

堀古英司氏(ホリコ・キャピタル・マネジメントCEO)
「2013年米国経済・株式相場の見通し」

藤巻健史氏(株式会社フジマキ・ジャパン 代表取締役)
「世界経済から読み解く相場動向の行方」


普段マスコミ報道も含め
断片的な情報しか取り込んでいないので
今回の内容もとっても勉強になりました

視野の時間軸と範囲軸は
広すぎても狭すぎてもダメで
両方それぞれ見定めないと

俯瞰する鳥の目というのも大切だなと
改めて思ったのでした

虫の目という細かな視点
魚の目という流れを読む視点
鳥の目という俯瞰した視点


円安
財政破綻
ハイパーインフレ
シェールガス革命
などなど
色々なキーワードが出てきましたが
世界経済の動きも含めて
日本経済の動向がどうなるか
注視したうえで
世の中の流れについていくよう
努力勉強あるのみですね

まあいずれにせよ


偏りのないよう


『曇りなき眼で見定め、決める』

またコレか


ちなみに
ただ今調査の真っ最中

自分の足元から
しっかりとした仕事

事上磨練につとめていきます

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【今日の予定】
午前:K社税務調査立会
夜:帰宅

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

2013年1月8日火曜日

FMラジオ クロノスより 丸善・丸の内本店 に聞いた、いま注目のビジネス書トップ3

おはようございます

//一言自己紹介//
ガスの元栓の開け閉めをするとき、何故か回らないほうに回してしまうことが多いです
税理士の大野賢二です

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朝のFMラジオ クロノスより
7:10から始まる リポビタンD TREND EYESからの内容です


毎日日替わりで、いま押さえておきたい最新のトレンドにフォーカス。
火曜日は「ビジネストレンド」!
今朝は『丸善・丸の内本店 に聞いた、いま注目のビジネス書トップ3』


普段なら聞き流す程度ですが
ちょっと面白そうなので備忘録としてメモ


第3位

できる大人のモノの言い方大全

amazonの内容紹介
ホメる、もてなす、断る、謝る、説明する、反論する…。どんな状況でも、覚えておけば一生使える、フレーズ事典。あらゆるシチュエーションに対応できるちょっとしたモノの言い方を徹底コーチします!


第2位

採用基準

amazonの内容紹介
●概要
マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が語る

マッキンゼーと言えば、ずば抜けて優秀な学生の就職先として思い浮かぶだろう。
そこでは学歴のみならず、地頭のよさが問われると思われがちで、応募する学生は論理的思考やフェルミ推定など学んで試験に挑もうとする。
しかしマッキンゼーの人事採用マネジャーを10年以上務めた著者は、このような見方に対して勘違いだという。
実はマッキンゼーが求める人材は、いまの日本が必要としている人材とまったく同じなのだ。
だからこそ、マッキンゼーは「最強」と言われる人材の宝庫の源泉であり、多くのOBが社会で活躍しているのだ。
本書では、延べ数千人の学生と面接してきた著者が、本当に優秀な人材の条件を説くとともに、日本社会にいまこそ必要な人材像を明らかにする。

●主な内容 ・マッキンゼーでの17年間
・コンサルティングより人材育成システム
・誤解される採用基準
・採用したいのは将来のリーダー
・東大法学部と経済学部の学生の違い
・スクリーニング基準と採用基準の違い
・日本の大企業で劣化する人
・能力の高い人より、これから伸びる人
・「マッキンゼー入社」を目標にしている人は採用されない
・不幸な海外MBAへの企業派遣制度
・すべての人に求められるリーダーシップ
・リーダーシップで人生をコントロールする
・メンタルセットの変化
・問題が解決できる
・自分の世界観が実現できる
・世界が拡がる
・価値観転換機関としてのマッキンゼー



第1位

スタンフォードの自分を変える教室

amazonの内容紹介
■世界15ヶ国刊行!
受講者の97%に影響を与えた「奇跡の授業」

心理学、神経科学から経済学まで最新の科学的成果を盛り込み、
斬新な講義を展開、スタンフォード大学で最も優秀な教員に贈られる
ウォルター・J・ゴア賞をはじめ数々の賞を受賞。

『ニューヨークタイムズ』『タイム』『USAトゥデイ』
『ボストングローブ』『USニューズ&ワールドレポート』他、
全米主要メディアで軒並み取り上げられ、
無数の賞賛を受けた世界的ベストセラー、
ついに日本解禁!

■「一度きりの人生が最高の人生に変わる講義」

・脳は1つでも自分は2人いる
・呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる
・食べ物で『意志力の保有量』が変わる
・体にリラクゼーション反応を起こす
・自制心は筋肉のように鍛えられる
・「望む力」をつくりだす
・やる力とドーパミンを結びつける
・手軽な快楽の経済学
・「割引率」が10年後の成功を決める
・「他人の欲求」が自分に感染する
・「あなた2・0」に会う

これまで抽象的な概念として見られていた
「意志」の力についての考え方を根本的に変え、
実際の「行動」に大きな影響を与えてくれる本書、
目標を持つすべての人に読んでもらいたい一冊である。


ビジネス書ってタイトル買いを誘うものが多くて
興味がそそられちゃいますけど

本だけではダメだということは陽明学を始めとして
体験的に分かりつつあります

意識を変えることと行動を共にすること

行動を起こさないと何も変わらない

しかもそれはアタマでわかっているレベルではなく
アタマで意識することなく身につく習慣

知行合一の教え

意識が変わったとしても
継続して行動につなげないと
途切れ途切れになっちゃう

本を読まなくても出来る人は出来るし
本を読んでも出来ない人は出来ない

ただ
やっぱり本は読んだほうが良いと思っているクチなのです

うーん
タマゴが先かヒヨコが先か


いずれにしても

先人の知識を凝縮して短時間でそういったものを吸収していく機会としては
本という存在はやっぱり重要なものですよね

アタマデッカチにはならないよう
ホドホドに読み物を楽しんで行きたいと思います


カタイ商売柄もあってか
 いつの間にかユーモアのセンスも冗談も通じないことがしばしば

今年はなんとかそんな自分の殻を破って
柔らかくなっていきたいもんです



あっ

ちなみに今回のこの紹介した本
ラジオで聞いただけのもので
自分、読んだこと無いですし
今日知ったばかりの本ですのであしからず

お奨めしているわけではありません



ラジオで言うくらいだから
お奨めなんだと思います

自分がお奨めするよりはよほど説得力がありますなぁ


読みたいと思っているかどうかは別のハナシ

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【今日の予定】
午前:K社訪問、打合せ
午後:事務所内勤
夜:帰宅

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

2013年1月7日月曜日

2013年の仕事始め

おはようございます

//一言自己紹介//
年末に頭を剃るのがここ数年の習慣です
税理士の大野賢二です

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2013年
明けましておめでとうございます

年末年始
ほとんどネットはやらず
家でのんびり過ごしました

ブログもとんとご無沙汰していました
いたって元気に過ごしています

あっというまの仕事始めとなりました


新たな気持ちで頑張っていこうとした矢先に
新年早々の出来事が起こりました

6時前に出社しようと玄関で靴を履こうとかがんだ時


ビリビリビリ!


(・-・)・・・ん?

お尻のあたりにとてつもない開放感と爽快感が!


なんとスーツのズボンの尻の部分が

見事に破れましたっ!!


まるでマンガのように

今までの人生で初の出来事


この正月で太ったのか?

はたまた気合が入りすぎたのか?


いずれにせよ

今年は自分の殻を破って行けという

良い兆しに感じてしまいました


2013年始まったばかりですけど

毎年慌しく過ぎてゆきます

あっという間の一年だと思います


それでも

もっと充実した日々を送るべく

ズボンを

いや

自分を

破って行きたいと思います


○○道と名のつくものに受け継がれる伝統的な考え






今まではとにかく「守」でした

いよいよ「破」の段階に来たかと


今年度からいよいよ事務所の代表となりました

多くのご縁に恵まれ今の自分があります

まだまだ未熟そのものです

とにかく

頑張ります



今年のキーワードは

「さらに前向き」


どんなことがあろうと

感謝の心を忘れずに

前向きに

頑張り続けたいと思います


ちなみに

破れたズボンは

さすがに履き替えました


破れた後って言うのは

そのダメージに耐えうる新しいものがないと

現実は厳しいものなんですね


そして

恥をかくことも必要で

それを恐れてはいけないと言う事も


仕事始め早々に

あまりにも良い兆しがあったことに感謝です


本年もどうぞ
よろしくお願いいたします

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【今日の予定】
一日:事務所内勤
夜:帰宅

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!