2013年3月29日金曜日

姚江の会 江戸しぐさ完全理解

おはようございます

//一言自己紹介//
眠い、眠すぎです、今夜は早寝します
税理士の大野賢二です

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今週の火曜日
第九回目の陽明学の勉強会でした

前から紹介していますが改めて
今回の課題図書

「江戸しぐさ」完全理解―「思いやり」に、こんにちは

今回の課題本は2006年11月発行
7年前の本ですね

毎回のレポート作成

一、読後感
二、感動、共感した点
三、分からなかった点
四、意見

なかなか書きたいことが増えてきて
A4用紙一枚にまとめられなくなってくるくらい
今回は2枚になってしまいました

参加者も11名と増えてきています

皆でディスカッションする時間も足りない

本を読むだけでも勉強になるうえに
やっぱり参加者それぞれの感想、意見が
全く違うところが何よりの学び

さらに著者の林田明大先生が直々に参加していただく贅沢さ

はっきり言って仕事と自己啓発とを分けて考えられない

今の自分にとって二つで一つです


さてさて
今回で学んだこと

・江戸しぐさを通じて陽明学の理解への深まり

・日本人の根っこの部分に、「思いやり」という平和、共生の精神があったことに感動した

・イキな生き方こそが当時の最高峰の人格で、個人主義ではない共存意識が当たり前の世界だった

・「自分は自分だから、自分の考えを曲げない」という人が多い中で、『本当の自分』とは何なのかを知ること、私欲まみれ、勘違い思い違いなどに気づくことから、より学習が深まっている

・江戸しぐさはマナーとして受け入れるのではない。目に見える行動が大事なのではなく、心の状態そのものが重要であること

・興味本位やパフォーマンスで江戸しぐさをしている段階では「野暮」であり、思わずとも瞬時に出来るくらい身に付いてこそ「イキ」になり、知行合一、不二一体なのだな、と理解できつつある自分を発見できた

・そもそも今までの自分自身、私欲に気づかず行動していたわけで、勘違いの自分に気づけただけでも一歩前進している

と言うのが自分の読後感


分からなかった点などのまとめ

【親切とおせっかい】
良いしぐさでも相手の受け取り方によってはどうなのか?

動機の違いがある
純粋、褒めてもらいたい

受ける側の違いもある
素直な人、ひねくれた人

ということで
相手がどう思っているかを考えていたら、キリが無い

行動、実践するしかない

間違っていたら修正すればいい

間違うことを恐れていたら、生きていけない

とりあえずやってみることが大事



【用心しぐさと会う人すべて仏の化身と思えの違い】

人間には人間には私欲がある → 用心するのにこしたことがない



【私欲と良知は対立するのか?】

良知が偏ったときに私欲になる

心は元々一つ
対立するものではない

感情は間違えやすい(朱子学)

感情は善でも悪でもない(陽明学)
感情の捉え方を間違えない



【意念とは】

意念=偏った思い

意念=思い → 中庸を尊ぶ

そもそも良知とは静寂の状態
モノと出会ったときから動の状態に移っていく

朝起きた状態=虚=ピュア

色々な刺激によって心がざわついていく

朝の人間と夜の人間をくらべると 夜の方が欲望の塊

ということで
夜判断するのは間違い
朝の方が良い


【思いやりの実現】
思いやりを努力で出来ると思っているのは違う

結局は私欲を減らすこと

自分の中にある私欲を減らさないといけない
自分の中にある私欲に気づかない限り変わらない


などなど
本を読まないとチンプンカンプンかもしれませんが

勉強を深めていくことで
理解もさらに深まっていくのでした


結局のところ

日々の行動実践の積み重ねあるのみなのです

事上磨練なのです

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

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