2013年2月17日日曜日

姚江の会 陽明学と忠臣蔵

こんばんわ

//一言自己紹介//
鹿肉の生ハムを食べて衝撃を受けました
税理士の大野賢二です

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昨日は
陽明学の勉強会でした

八回目の勉強会 今回の課題図書

陽明学と忠臣蔵―不況・逆境に負けない心の鍛え方 (徳間文庫)

すでに新品がありません
中古市場も高騰中

一、読後感
二、感動、共感した点
三、分からなかった点
四、意見
をA4用紙一枚にまとめて
参加者皆でディスカッションする

本を読むだけでも勉強になるうえに
参加者それぞれの感想、意見をぶつけ合う
そして著者の林田明大先生が直々に参加し
補則、教授して頂くとても贅沢な会です


今回の課題本は1999年4月15日発行
14年前の本ですね

忠臣蔵って聞いてどんなイメージがありますでしょう?

勧善懲悪のドラマとして有名すぎるくらい有名な
毎年暮れになると何かしらで見聞きする風物詩的なトコロもあります

そんな忠臣蔵のエピソードの背景にある思想部分

陽明学や儒教の関連性
江戸初期の時代背景や徳川綱吉の政治内容など

とにかく情報量が豊富で読み応え有ります


四七士の文武に関わる生い立ちや、学んだ学問や武術の系統

盤珪禅師の禅問答
大石内蔵助のすごさなどなど

陽明学を学ぶところのエッセンスが凝縮された本ですね

入門としてはちょっと敷居が高いように思いますが
第一章の林田先生の講演録を読むだけでも相当ガツンときます


具体的な内容は挙げませんけど
感動した文面を転載します

一度や二度、話を聞いたり、本を読んだりして、分かるくらいなら誰も苦労はしないということです。むしろ、一、二度本を読んだくらいで分かったつもりになる方が多いのです。頭で分かってみても、しょせん意味のないことなのです。


最後のほうにこう書かれてさらに頭を叩かれますね

どんな本を読んでみてもこの基本を忘れてしまっては
分かったつもりになっているだけだと言うこと


いずれにせよ

コツコツと
繰り返し繰り返し
心を鍛えることに尽きる

事上磨練

簡単に言えば
仕事や家庭や日常生活の分け隔てなく
やるべきことを後回しにせず
心を込めてひたすらやるということ

「面倒くさい」と思う気持ちが生じることに注視する

生じてしまったその私欲を見逃さず
良知の気付きに感謝する

メンドクサイ→後回し

コレがイケない


そして大事小事の区別無くやる

簡単そうでシンプルなことが一番難しかったりする


些細なことだと思って後回しにしちゃうこと多々有りますね

でもでも実は
その「些細なことだと思って後回し」と考えるクセそのものが
めちゃくちゃヤバいクセなのです

毎日後回しにする修行をしているようなもんです

例えば
開けた扉をキチンと閉めない
服をハンガーにかけずその辺に置きっぱなし
読んだ本を棚に戻さない
脱いだ靴を揃えない
ゴミをすぐ捨てない、溜める
モノを置きっぱなし、元に戻さない

陽明学を勉強しているのに
実践をおろそかにしている自分に自己嫌悪です

片付けや掃除が基本という普遍の教えは真髄ですね

ひたすらやり続けて習慣にして身に付け
子どもの手本になるように頑張ります


ひとまず・・・

食欲を満たしてからということで


ってやっぱり後回しやんけ自分

ボチボチ帰宅したい今時分20:33

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

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